宝来屋について


宝来屋店主 12代目 櫻井六左ヱ門よりのご挨拶

 宝来屋は江戸時代から地域の皆様にご愛顧を賜り、長くにわたり愛され続けてまいりました。
ご先祖様、六左エ門の名に恥じないように、日々努力し、商売に精進いたしております。

 皆様に信頼され、安心安全な店を目指し、接客においても心からのおもてなしの気持ちで対応いたしております。
お客様のお越しをお待ちしております。
当店の品をどうぞご賞味ください。

写真:宝来屋
宝来屋店舗

写真:宝来屋の店内の様子
宝来屋 店内の様子

宝来屋 由来

 創業は元禄元年(1688年)、当主は代々『櫻井六左エ門』を継ぎ、現代で十二代目となります。
その長い歴史の間には、山村代官の御用達商人として重んじられ、名字帯刀を許された代もありました。

 特にこの木曽福島での木曽馬の馬市(かつて、5000頭もの馬が居た)が立つ時は、必ずこの店の黒むし羊かんを土産として買い帰るのが例であったといわれています。

なお、当町の西方寺建立の際には、多大の寄進をなしたと記録されています。

 また、四代目の当主は画筆に優れ、文化的活動をなしたといわれ、その作品もりっぱな物が現存しています。

 

 長い木曽街道の歴史と共に繁栄してきた宝来屋ですが、現在もその昔と同じ場所での店構えで現代の味をも加えての銘菓を広く商い、大勢の人々に喜ばれています。

木曽路においでの折は、ぜひお立ち寄りください。

宝来屋 初代 櫻井六左ヱ門
宝来屋 初代 六左ヱ門

宝来屋 5代目 櫻井六左ヱ門
宝来屋 5代 六左ヱ門